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久留米市住民と久留米市社会福祉協議会は
小地域ネットワーク活動を通じて
「健康・いきがい・あんしん」のまちづくりを推進しています

 同一市域でありながら場所により大きく地域性が異なる特徴を持つ久留米市においては、古くから小学校区を単位とした自治活動・福祉活動が展開されてきました。

 昭和40年代にはすでに小学校区を単位とした「校区社会福祉協議会(校区社協)」が組織され、昭和43年には現在の校区社協連合会の前身である「校区社協連絡協議会」も発足。市社協と連携し、校区社協が小地域における福祉活動を担う現在の仕組みの骨格が完成しました。その後老人福祉台帳の整備、学童保育所の設立活動などを経て、昭和62年度からは小地域ネットワーク活動の更なる推進のため校区社協内に「ふれあいの会」を順次組織。地域住民がボランティアとなり、高齢者へ支援する取り組みを開始しました。

 現在は、「ふれあい訪問活動」「食事サービス」「ふれあい・いきいきサロン」活動を3本柱として、市社協・校区社協・校区住民が協力し、地域の「健康・いきがい・あんしん」づくりに取り組んでいます。
 これらの活動は、久留米市内のみならず、他の市町村からも小地域福祉活動のモデル的取り組みとして注目され、毎年多くの市町村社協・地区社協が視察研修に訪れ、交流を深めています。

(1)訪問活動
訪問活動の様子

 久留米市の小地域福祉活動のもっとも基本となる活動が、訪問活動です。

 訪問活動は、ふれあいの会のボランティアが2,3人のペアを組み、地域の高齢者(校区にもよるが、70歳以上の独り暮らし高齢者・高齢世帯を対象とすることが多い)を訪問し安否確認ならびに声かけ、軽微な手伝いを行います。訪問頻度は月に2〜3回という校区が大半です。訪問後は「訪問記録票」に訪問時の様子を記録し、校区社協ならびに市社協で保管します。校区では訪問記録票をもとに班長会を行い、問題の解決や情報交換を行います。

 訪問活動は、身近な存在である地域住民が活動に携わることから、受け入れる訪問対象者も抵抗感が少なく、肩肘張らない交流が生まれます。また、昨今社会問題化している悪質商法や高齢者を狙った犯罪行為に対し、訪問活動者がそれを発見し被害を防止した事例もあり、地域の見守り役として訪問活動はますますその重要性を増しています。

(2)食事サービス活動
食事会・調理中の様子(西国分)

 食事サービス活動は、「食」を通して、高齢者の交流の機会といきがいを提供するもので、久留米市では年間20,000食もの食事がボランティアの手により調理され、高齢者に提供されています。
 食事サービス活動は「食事会」「配食」に大別され、「食事会」は校区公民館を会場に、地域の高齢者(校区によって異なるが多くは70歳以上の高齢者・高齢世帯)を招き、手作りの食事を提供します。「配食」は校区公民館等で調理した食事を、ボランティアの手で直接自宅まで提供するもので、校区の地勢やニーズにより、いずれかもしくは両方の活動が展開されています。

 食の提供を通して閉じこもりがちな高齢者の外出の機会、また他人とのふれあいの機会を提供することが、高齢者の健康や生きがいづくりに大きな効果をもたらしています。また、食事会を学童保育所事業や学校の福祉学習の場として提供し、高齢者と子どもの交流の場として活用している校区もあります。

(3)ふれあい・いきいきサロン活動
サロン・レクリエーションの様子(安武)

 ふれあい・いきいきサロンは「小地域で行う地域住民の交流会」です。

 久留米市においては、この「小地域」を、校区単位よりさらに小さく定義し、私たちにもっとも身近な小さな区域−集落や自治区程度の広さを単位として想定して活動を推進しています。
 このお互いの顔が家が分かる程度のエリアを対象に、高齢者や障害者・児童をはじめとした地域住民とボランティア(ボランティアも地域住民のひとりです)が一緒になって企画し、内容を決め、運営していく仲間作りと孤独防止のための活動です。

 現在、市内に100か所以上あり、身近な場所で高齢者もボランティアも無理なく参加でき、いきがい効果も高いことから、今後さらなる会場の増設・開催回数の増加を目指しています。

この事業に関する問い合わせ先
久留米市社会福祉協議会 地域福祉課
電話0942-34-3035