赤い羽根共同募金について

Q
赤い羽根共同募金の仕組みについて、教えて下さい。
A

共同募金の募金活動は、厚生労働大臣が定める期間(10月~12月)に全国一斉に展開されますが、寄付金の受入れ及び助成は、地域福祉の推進を図ることを目的に、各都道府県を単位として行うことが「社会福祉法」によって義務付けられています。福岡県内でお寄せいただきました寄付金は、県内の福祉活動にすべて使わせていただきます。ただし、国内で大規模災害が発生した場合に限り、被災者支援活動を展開するための資金として、他の都府県に寄付金を拠出することができることになっています。

Q
集められた共同募金は、どんなふうに使われていますか。
A

共同募金の使われ方の特徴の一つとして、「時代や地域ごとの福祉課題を解決するため、いろいろな活動に柔軟に使っている」ことがあげられます。

時代の変化とともに解決すべき福祉課題は変化していきます。

だから、共同募金は、各地域の状況に応じた柔軟な配分を行っています。

現在では、「必要な方を地域で見守る事業」、「高齢者の生きがいづくり事業」、「子育てを応援するための事業」などの地域の身近な福祉活動、障害者の移動支援を行うための福祉車両を購入する福祉施設への支援などを行っており、「無縁社会」などの現在の社会問題を解決するために、地域の繋がりを再構築する活動にも配分しています。

久留米市内で集まった募金につきましては、およそ25%が福岡県全域として、およそ75%が久留米市内で使われています。